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印刷 豆知識
●印刷方式について
オフセット印刷
 平版(凹凸の無い版)を水と油がはじく原理を利用し印刷を行う方式で、カラー印刷(カタログ)・細かな線の印刷(地図)などに適しています。
長 所:カラー印刷など色の再現に優れ、印刷速度も速く大量部数の印刷では低コストで製作が可能。
短 所:小ロット印刷や耐光性・耐久性が必要な印刷物には不向き。

凸版印刷
 シール印刷では、一台の機械で「印刷→ラミネート貼り→抜き加工→カストリ→カット」までの作業を行います。小ロットから大ロットまで、低コストでシール製作が可能です。
長 所:全作業工程を、一台の機械で行うので 低コスト・納期短縮の他、いろいろな素材の用紙を使用することが可能。
短 所:凸版印刷の特性上、細かな文字、色ベタ面積の大きいものや、色のかけあわせによる印刷には不向き。

シルク印刷
 版枠に網目の版を張り、網目からインクを通し印刷を行います。
長 所:インク量を厚く盛れるので、耐光性・耐久性に優れた紙だけでなく、成型品や曲面・凹凸面などにも印刷が可能。
短 所:カラー印刷など、細かな印刷再現には不向きで、初期費用のシルク版費が高い。

オンデマンド印刷
 印刷用のデジタルデータから直接印刷する方式で、6色のインクで印刷を行います。
長 所:デジタルデータから直接印刷を行うため、製版・刷版の必要がなく、一枚からでも印刷が可能。
短 所:大量の印刷部数には不向き。

●RGBとCMYKについて
加法混合(加色混合)
 TVやパソコンのモニタと印刷物では色の表示に違いがあります。
 モニタはレッド=R(赤)、グリーン=G(緑)、ブルーバイオレット=B(青紫)という通称RGBと呼ばれる光の3原色で表示します。
  この3原色を混合すると白色になるために加色混合や加法混合などと呼びます。

減法混色
 印刷では上記のRGBで表現するのではなく色材の3原色といわれるシアン=C、マゼンタ(マジェンタ)=M、イエロー=Yを使用し、このCMYの3色を混ぜ合わせると黒くなる減法混色で表現します。しかし3色を重ねてもなかなか深みのある黒が再現できないことや、文字が殆ど黒一色であることなどからブラックインキ=K(黒)を加えて再現するのでCMYKがカラー印刷の4原色と呼ばれています。
 印刷物に使用するデータの色設定はこのCMYKの4色の組み合わせにします。

 印刷物の濃淡は、網点と呼ばれる小さな点の大小で表現しています。またカラー印刷ではCMYKの色の網点の掛け合わせ(組合せ)によって色を再現します。
 RGBはCMYKより再現できる色の階調範囲が広いのと、発色の仕組みの違いで通常ではモニタの色より印刷物にした場合は沈んで(くすんで)しまいます。

●特色について
  印刷においてプロセスカラー(CMYKの4色のインキ)では再現できない色を表現するために調合されたインキのことをいいます。(別名:スポットカラー・特練色)
 特色印刷を指定する際、DIC・TOYO・PANTONEといった特色インクメーカーの色見本帳やカラーチップにて指定します。

●使用画像の解像度について
 解像度が高ければ高いほどデータが重くなり処理速度にも影響がでますので一概に良いというわけではありません。
 印刷時の色数で画像解像度は変わります。
 適正な解像度は線画(白か黒のみの色でモノクロ2値とも言います)は600〜1200ppi、一色(階調がある物)と二色は300ppi、三色と四色は350ppiが印刷物のデータとしての適正解像度です。

●トンボと裁ち切り(裁ち落とし)について について
 パソコンなどから一般のプリンターにプリントアウトする場合は、通常予め仕上げられた大きさの紙(A4/B4/A3など)に行いますが、印刷の場合はシステム上少し大きめの紙に印刷し、最後に仕上がりサイズに断裁します。
 また、仕上がり寸法の小さい物は一枚の紙に一つ印刷する訳ではなく、大きな紙に複数個同じ絵柄を印刷(面付け)し最後に小裁ちにします。
 カラー印刷(多色刷り)の場合は、各色(インキ)をそれぞれ重ねて印刷物にしますが、重ねるときに各色の印刷位置がズレないように合わせる目安が必要になります。
 このように印刷や後の工程(折り、断裁)に必要な色々な位置情報を表すものがトンボと呼ばれる細い線です。印刷するにはこのトンボは必須です。
 しかし重要なのは紙の端まで絵柄がある場合です。これを裁ち落とし又は裁ち切りと言います。
 このようなデザインの場合は予め仕上がりサイズより3mm外に伸ばしたサイズで作ります。
 左右両側が断ち切りになる場合は計6mmと言うことになります。また天地に対しても同じです。
 通常はどこか一カ所に断ち切りがあれば天地左右すべて3mm加算したサイズを想定して作ります。

●PDFについて
 あらゆるアプリケーションで作成でき、パソコン環境にも依存しないAdobe PDFは、様々な情報のやり取りや共有に世界中で利用されています。

PDF入稿
印刷物制作時の入稿をPDFですることも増えてきている。従来は、QuarkXPressなどで組版した結果のデータをそのまま入稿することが多かった。
PDF入稿には
・原稿作成方法の制限が小さくなる。
・画像ファイルの添付し忘れやエラーの発生を少なくできる。
・データサイズをコンパクトにすることができる。
などといった利点がある。
 ただし作成方法によっては、商業印刷には使えないPDFファイルが生成されることもある。
 たとえば、紙資料をスキャンして作成したPDFファイルから商業印刷に要求される結果を得るのは難しい。
 目的とする印刷品質を得るためには、フォントの埋め込みや印刷時に使用する色の情報、画像解像度などをPDFファイル作成時に適切に設定する必要がある。

●用紙サイズについて

B 0判 1030×1456 A 0判 841×1189
B 1判 728×1030 A 1判 594×841
B 2判 515×728 A 2判 420×594
B 3判 364×515 A 3判 297×420
B 4判 257×364 A 4判 210×297
B 5判 182×257 A 5判 148×210
B 6判 128×182 A 6判 105×148
B 7判 91×128 A 7判 74×105
B 8判 64×91 A 8判 52×74

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